祇園祭の7月 宵山の舞台裏
土居好江
7月になると、連日祇園祭関連の行事があります。7月12日、13日から前祭の鉾建てがはじまり、老舗も祇園祭を迎える提灯や屏風祭の準備が始まります。烏丸通の屋台が出店する道路沿いのビルでは、14日、床を保護するシートが貼られています。午後4時30分からの屋台の荷下ろしは素早く行われ、午後6時の歩行者天国になると、やはり、人、人、人で混雑して、床の養生の意味が現場に居て、祭慣れしている側の対策だと、わかりました。
歩行者天国のゴミ対策にも、ボランティアの方々が任務に就かれていました。
2023年7月13日の烏丸通沿いのビル
2023年7月15日午後2時
祇園祭ゴミゼロ作戦のゴミ箱
また、四条通の鉾町に本店がある京都中央信用金庫では13日、14日、24日に職員が浴衣姿で接客しています。これは1975年に函谷鉾町に移転した年から続いている行事で今年も営業部60人が浴衣で仕事をされています。撮影許可が頂けなかったので、写真は撮れませんでしたが、爽やかなお取組みに感動です。
祇園祭を迎える老舗呉服屋さん 祇園祭の3日間、職員が浴衣姿で接客
高島屋の1階正面ロビーでは記録映画上映
また四条河原町の高島屋の1階正面ロビーでは、祇園祭の記録映画が上映されており、多くの方がご覧になっていました。
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