FK3 ノジスミレ、タンポポ 春の雑草

                                  土居好江


ノジスミレ
 
タンポポ

背割堤の草花

 「あっ、可愛らしい」。「ここにも」と足元の道端に咲く愛らしい草花に目が向きます。桜が咲くころ、タンポポやノジスミレも咲いていますね。桜もタンポポも春の代表的な草花で、あちこちで、力強く咲いています。

毎朝、落ち葉拾いをするようになって、下を向いて観察する習慣がつき、今までは気をとめなった道路に視線がいきます。アスファルトを突き破って映える道端の草に目が向くのです。3センチぐらいしかない草が、堂々と花をつけて咲いて、とても愛らしいです。

子どもの頃から、大きな一輪の花より小さな花が、沢山咲いている花が好きでした。ワスレナグサや、スズラン、ミゾソバのような花です。

自宅から駅までの約1キロメートルの道に、あちこちにタンポポが咲いています。しかも、土のないアスファルトを突き破って咲いています。

昨年、2021年秋に高野川の河合橋の欄干に樹齢20年のど根性松が拡幅工事のために、移植されました。市民からのこのど根性松を残してほしいとの声に応えたものでしたが、土が全く無いアルカリ性のコンクリートで20年も育ってきたのは、凄いことです。無事に鴨川三角デルタ公園にコンクリートに貼りついたまま移植されました。

筆者が参画している京都府の会議でも話題になりました。多くのど根性松のファンがおられることも納得できます。京都だけではなく、このど根性松やど根性大根等、全国でみられる現象のようです。植物の力強い生命力を痛感しました。 春を知らせてくれる花や草、木々に「有難う」と言葉をかける毎日です。
以上

 

 

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