クリーンエネルギー?

一般社団法人京すずめ文化観光研究所

7-Dec-18

大滝伸一

昨日、どのようなルートで私のメールアドレスを入手されたのか分かりませんが、あるNPO法人からメールが届きました。内容はエネルギー関連のファンドへの協力要請でした。地球にやさしいプロジェクトである等のクリーンに関係する言葉をちりばめた文面でした。太陽光はクリーンですが、パネルの製作過程で消費する電力、使用物質の課題もあります。10年後、20年後の寿命後に、パネルの廃棄処理が必要になります。産業廃棄物として地中に埋めるか、溶解してシリコンに戻す方法があります。地球に埋めることによって、結果的に地球を汚してしまいます。アルミ枠を再生、溶解してシリコンに戻す場合には、太陽光パネルで生涯発電した電気容量が必要になります。最近クローズアップしてきたマイクロプラスチックしかり、排気処理までを考えられた上で、本当に地球にやさしいのかもう一度立ち止まって考えるときではないでしょうか。
発電所で100%発生した電力は、ユースポイントまでに50%が消失してしまいます。消失を少なく65%有効使用できる取組みの方が地球にやさしい取組のように思います。と返答した次第です。

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2018年11月30日

京すずめ

京すずめ文化観光研究所

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