1万円の観光税(宿泊税)は高いのか、安いのか≪8≫ ~観光税(宿泊税)の使い道・おこしやすプログラムの創設と新たな観光のご提案   (ベンチャー産業と観光の融合)の創設を(Welcome Program) ~

北山磨き丸太は600年前のベンチャー産業の先駆け事例
    ~菩提の滝の砂の砥粉の発掘。スーパースポットであり、
自然の中に見出す京都ベンチャーにルーツ~

  土居好江                   

 菩提の滝の砂もパワーを秘めたすなであり、昔の叡智と量子力学の最先端テクノロジーの融合した京都のパワースポットです。古代からの智恵が重なる京都は、現代科学が交差した京都を発信することで、新時代が開かれるのではないでしょうか。まさにマインドシフトした京都の発信ではないでしょうか。

 京都人は心のセンサーも味覚のセンサーも繊細で、自然の力を引き出す力を持っていました。限りなく太古に近い水を作り出し秘法とされた染を復元した染師、井戸を手掘りで掘った麩の老舗、千年以上もおくどさんを使い、平安時代と同じ作り方のあぶり餅、400年間毎日、おくどさんを使いご飯を焚く茶店、利便さよりも昔から受け継がれた手法を守り、継承する理由は美味しいからです。

 京都のスーパースポットであり、京都ベンチャーのルーツとも言うべき場所が菩提の滝です。こういう歴史的なスポットを京都で他にも見出し、観光と産業を融合させた取り組みをすれば、更に京都の新しい観光スポットが誕生します。

 京すずめ学校「京都木気物語」のカリキュラムで菩提の滝の砂で、北山杉を磨く講座を開催しました。もちろん、中川地区独特の北山杉の取組を実際に拝見をして、自然の持つ力の素晴らしさを受講生が痛感したことがあります。

 北山杉独特な育林方法の台杉仕立ては、1本の幹から何十本もの幹を育てる技術も、方程式で農業や林業に活かせるのではないでしょうか。現地を見学することで、何かヒントがあるはずです。

 京都のベンチャー企業の代表格の京セラの商品も、もとは京都の陶器の会社に就職して、ベンチャーしました。縄文時代から、火が文明の進化のきっかけだったとされていますが、現在は第二の火・AIが進化のきっかけとなっていくでしょう。

 川端香川端康成が「美しい京都の自然を遺し守り、後世に如何に引き継ぐのか」、川端康成が生涯をかけて抱いていた想いだと、川端香男里前理事長(川端康成記念會)に京すずめ学校「京都愛物語オープニング講座」「川端康成の愛した京都」の講座でお話を賜りました。(2008年6月5日)

(次号につづく)

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