社会・経済のためのウィメンズ・フォーラム京都2019

 

久しぶりにパリの友人から京都大学で開催予定のウイメンズフォーラームの案内メールを受取りました。社会・経済のためのウィメンズ・フォーラム京都2019「インクルージョンを主導する:女性がリードする気候変動対策」のセミナーのご案内でした。
パリ・イルドフランス地方商工会議所で日仏経済交流委員会のディレクターをしている友人はパリを本拠地に2005年に設立されたウイメンズ・フォーラムの運営を担当しています。
基調講演には東京都の小池百合子都知事が立ち、各国の女性が意見交換等に登壇しました。10歳、12歳、15歳の女子学生も会場から堂々と意見を述べました。ロシア、ドイツ、モロッコから参加した学生も英語で意見交換して、若い世代から触発されたフォーラムでした。

環境教育は始まったばかり、目標は地球目線で考え気持ちを動かし楽しく行動していくが大事であると痛感したフォーラムでした。
政府の顧問やグローバル企業の役員も数多く参加されていましたが、特に心に残ったことは「チェルノブイリ原発事故の時、ドイツの子育て中の主婦5人が、子供が外で遊べなくなって、世界初の代替えエネルギーの会社を起業したことでした。ハーバードを卒業したわけでもなく、普通の主婦が暮らしを変えたいとの情熱を持って取り組み、世界を変えた」ということは、すべての女性の希望の星です。ともかく、一歩、踏み出す勇気が大切だと痛感したフォーラムでした。

以上

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