京都の引力30 オーバーツーリズムの要因はオーバーコンセントレーション(過度な集中)Ⅱ ~ 清水寺、嵐山、伏見稲荷、分散観光は魅力発信力で効果的に~
![]() 2025年12月30日撮影 東本願寺 |
2022年5月4日 嵐山 渡月橋上流 |
土居好江
1月の晴れた日、嵐山や東山、京都駅近辺に出かけてみました。やはり、観光客の多さに驚きます。ただ、今年に入って欧米人の観光客が多いように感じるのは、私だけでしょうか。地下鉄や阪急電車、京阪電車、市バスで見かける方々は中近東の方も多くて、京都が世界からの観光客をお迎えしているのがわかります。
そんな中、日本人観光客も多く、「京都夜市」というイベントが東本本願寺の「お東さん広場」で開催さるという記事を拝見しました。京都は神社仏閣や大学が多く、敷地の広いものです。
拝観料を支払って拝観するだけでなく、イベント行事も参加しやすい工夫があればよいのではないでしょうか。京都には大学、団体等の無料の講座が年間で数百も開講されています。
2026年1月17日土曜日に開催された「京の食文化 すぐき 市民フォーラム」は定員400名で立ち見が出るほど盛況でした。京都府立京都学・歴彩館の大ホールで開催されました。参加費は無料でしたが、内容はとても深く京都大学の教授や、すぐき農家の方々の興味深いお話を拝聴することができました。
京都に何回もお越しになる方々は季節を変え、時間を変えて楽しんでおられます。京すずめ文化観光研究所で実施している「京都への恋文」では、本当に京都愛のある京都ファンの方々の恋文が届いています。3年に一度程度の実施ですが、今回六回目の公募で、またまた、新たな発見がありました。詳細は審査後にお知らせいたします。何故、京都を訪問するのか、何故、京都が好きなのか、どんな思い出が京都にあるのか、何故、京都を大切に思うのか等々、知ることができました。この恋文を参考にして、オーバーツーリズムの対策の新たなヒントが浮かぶかもしれません。時代と共に、京都への憧れた想いが変化しているように思います。
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