1万円の観光税は高いのか、安いのか≪4≫ ~観光税の使い道・おこしやすプログラムの創設と新たな観光のご提案         平安空中回廊の創設を  (Welcome Program) ~

   土居好江

 京都市のまちづくりを、高さ区分で空間割をして、新たな視点での挑戦をしてみたいと、ご提案します。京都のデパートの入口は、「空中回廊の平安京view gate」のになるかもしれません。

  1. JR、地下鉄、阪急、京阪の交通手段を持った地下空間
  2. 地下商店街の拡充を目指した地下の商業空間
  3. 地上の歩く町空間
  4. 経済活動をおこなう60メートル高さまでのビジネス空間
  5. 60メートルの制限高さ以上の平安京時代と変わらぬ三方の山々の景観を鑑賞することができる語らいの空中回廊・ビルの屋上に3kmの語らいの道を設ける景観行政を視野にいれた取り組みを京都のスローガンにしてはいかがでしょうか。
    平安回廊からの眺め
    東山、北山、西山
    鴨川、桂川経済活動
    科学技術
    生活空間地上 地下空間
    地下商店街
    地下鉄、私鉄
    1. 1200年前、100年、1000年後も変わらない山々、川・・等の自然との共存
      A)平安空中回廊、京都駅、四条、御池、河原町、烏丸通りに面した地上60mのビル屋上にブリッジと歩道を組み合わせ、トータル3kmの回廊を平安回廊とする。
      B)7:00~9:00の間は無料開放し、市民の健康に寄与する。
      9:30~21:00の間は有料とし、京都を訪問される内外の訪問者に利用いただく。2025年1月29日のBlogの京都への訪問客数のデータからすると、\3,000(利用料)×20,000(京都訪問者の20%)=\60,000,000/日 年間360日\21,600,000,000(216億円)
      C)市民ファンド、京都活性化ファンファンドを創設して資金調達
      D)京都駅東にあるリーガロイヤルホテルのトップオフキョウトは360度1時間で一回転する日本で唯一の空中レストランで14階から見渡す眺望は素晴らしいものです。南は東寺の塔と新幹線が何故かマッチして見えます。長年、この空中レストランの眺望に魅せられています。

     

    1. 地上60m以下地上間の京都市民の生活空間
      1. 経済活動 金融、商業、京都のデパートは屋上(平安空中回廊)が入口です。
      2. 科学技術 京都に本社を置く、置きたい会社の経済活動
      3. 市民の生活空間 衣、食、住
      4. 文化財の保存エリア
      5. 京都訪問者の観光、食の空間
      6. 鴨川堤 語らいの道観光資源としても活用 
    2. 地下空間
      1. 地下鉄、阪急、京阪、ポルタ、アバンティ
      2. ビルの地下を繋ぎ、地下の商業エリアの拡張
      3. 地下の遊歩道を拡張して綺麗に

    京都駅ビル界隈、四条界隈の空中回廊

     残念ながら、百貨店の大丸、藤井大丸は屋上からは山が見えません。障害物があるからです。高島屋の屋上は北東方向にわずかに山が見えます。四条界隈で山が見えるビルはホテルモントレ京都(烏丸三条下る)の最上階(13階)スパのラウンジが北に障害物が無くて五山送り火の洛中の貴重なスポットです。また、京都駅ビルはやはり全山が見渡せます。

    平安空中回廊にご協力頂けるビル所有者を探して、実現にこぎつけたいものです。

     今回は未来の景観まちづくりをご提案申し上げました。次号からは京都ならではのご提案を申し上げます。

             (次号へつづく)

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