料理旅館白梅
祇園白川沿いにある料理旅館白梅にお伺いして、ランチを頂戴しました。しっとりと落ち着いた風情に、真夏の暑さを忘れるほど、美味しくて、食事を楽しませて頂きました。また、窓から見える東山界隈の景色も京都らしい、しっくりと心に焼き付いています。
コースのお料理もワクワク、ドキドキ、驚きのあるもので、2時間かけて、じっくりと満腹になるまで味わいました。マッタケのお鍋も登場し、締めのご飯は、明石の蛸の炊き込みご飯で、旬の蛸が美味しくて、普段なら、もう受け付けないのですが、食することができました。
賀茂なすと牛肉の煮込み 明石の蛸の炊き込みご飯
この料理旅館白梅はトリップアドバイザーで8年連続京都の旅館ホテル部門でトップの座にあり、日本で一位の年もありました。何故、こんなにも愛されるのか、その秘密は女将さんのおもてなしの哲学にあります。「旅館は宿泊施設とは違います。体験施設です」と仰り、「20年前に求まられていたものと、現在求められているものとは違いますね」ともお話されていて、うなずくことばかりでした。
キャビンアテンダントとして世界を飛び回っておられたご経験から、訪日外国人が京都の文化で何を求めているのかを、深くご存知です。国内外の観光客のニーズに応えておられます。かゆいところに手が届くとは、こういうことなのでしょう。女将さんの最高のおもてなしと料理で、ホッコリできた一日でした。
https://www.shiraume-kyoto.jp/