京都駅ポルタにAI警備巡回ロボット登場

土居好江

   6月のある土曜日、京都駅地下街・ポルタへ参りました。その時、AIの巡回警備ロボットが、地下街を巡回していました。7~8年前に銀行の窓口で人型ロボットがお出迎えして話題になったことがありましたが、今度は巡回ロボットです。

  声は人間らしい声で、電車やバス、新幹線のアナウンスと同じトーンでした。昭和生まれの人間にとっては、京都駅ビルにロボットが警備で巡回することは事件です。

   ポルタのHPを拝見すると、警備巡回ロボットの実証実験を6月に数日間されるとのこと、全国でも地下街の取り組みは初めてとのことです。2022年にも清掃用ロボットや警備巡回ロボットが、京都で初めて導入されていたようです。

  初めて巡回用ロボットに遭遇して、時代の変化を肌で感じた一瞬でした。これが東京なら、すんなりと、受け入れることができるのでしょうが、よく考えると、京都人は新しいモノや革新的なものが大好きです。伝統と先進が同居するまちが京都です。

  今や家庭でも、自動掃除機、自動食器洗い機などが普及しており、パブリックスペースでも、こういう自動掃除機などが普及するのは必然ですね。これからも更に、こういう取り組みをされる店舗が増えてくるでしょう。人手不足の現在、当たり前になることでしょう。

   そうなれば、人間にしかできないような、芸術や熟練の職人にしかできない工芸品、感動を生み出す自然との共生等、先人から受け継いだ文化継承に値打ちが高まります。京都にしかできない取り組みを、いろんな分野で始められるよう、京すずめも応援して参ります。

以上

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