パエリア世界大会優勝の ~第4回ワールドパエリアデーカップ2023のチャンピン パエリア・エスティーロ・アチェ畑下公平氏 畑下スタイルの鱧と昆布の出汁でパエリア

土居好江


前菜  

オマールエビのパエリア   

 2023年、スペインで開催された第4回ワールドパエリアデーカップ2023に優勝者した京都中京区のパエリア・エスティーロ・アチェの畑下公平氏のお店に2月21日、お伺いしました。カウンター7席と個室4席の小さいお店でしたが、とても美味しく、丁寧につくられたパエリアに久しぶりに感動しました。

 シェフの畑下さんは、京都ご出身で、世界大会で鱧と昆布の出汁でパエリアをつくられたとか、私も本場スペインでパエリアを頂いていましたが、京都で頂いたパエリアのお米の味がとても美味しくて、幸せな気分に浸ることができました。

 日本では、米の消費量が激減しており、米料理を美味しくご提供くださるお店が増えることは、とても嬉しいことです。コロナ禍の前、2018年にスペインで日本セミナーを担当させて頂き、その合間、本場スペインで美味しい料理を沢山頂きました。その折、海鮮料理やネギの塩焼き、果物など、毎日、ご馳走を頂きました。特に朝、生絞りのオレンジジュースは格別に美味しくて、何杯もお代わりしました。

 日本では、炊き込みご飯やお寿司、チャーハンがありますが、パエリアも人気のあるご飯ものです。スペインのパエリアを京都の料理人が鱧の出汁で米を美味しくする工夫は、京都人ならではの工夫で、拍手喝采をお送りします。また、米料理を通して世界の料理人の方々とも交流したいとも思いました。おくどさん未来衆、おくどさんサミットとの連携も進めて参ります。

以上

 

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