1万円の観光税(宿泊税)は高いのか、安いのか≪7≫ ~観光税(宿泊税)の使い道・おこしやすプログラムの創設と新たな観光のご提案 (ベンチャー産業と観光の融合)の創設を(Welcome Program) ~
北山磨き丸太は600年前のベンチャー産業の先駆け事例
~菩提の滝の砂の砥粉の発掘。スーパースポットであり、
自然の中に見出す京都ベンチャーにルーツ~
土居好江
時が過ぎて、20世紀に入り、菩提の滝の北山磨き丸太の砂を分析した所、半導体デバイスを作るうえで、なくてはならない元素が含まれている地層が、確認されました。
北山杉磨き丸太を仕上げる時に、使用する砂を採取する菩提の滝の周辺が、正に現在のパワースポットです。砂に含まれている成分にはZr(40 ジルコニウム)、SiO2(水晶)の層もあってSi(14 ケイ素)、SiC(炭化ケイ素)が含まれている鉱床の存在が分かってきました。
これらの物質は、研磨剤、磨き剤、砥石とする以外に、21世紀の科学技術で脚光をあびている半導体基板のシリコンウエハを構成する物質であり、現在の我々の周りにある物は何らかの形でシリコンウエハを使用したデバイスが使用されています。SiCに至っては、エネルギー革命を起こしつつあるパワーデバイスのSiCウエハです。かつては砥の粉の発掘場だったことも納得できます。
コロナ禍の収まった2024年頃、世界各地から菩提の滝を訪問する方が多く、フランス、アフリカ、チュニジア、カナダ、ロシア、イタリア、ドバイ、オーストラリアからも訪問者があったと、中川地区の方からお聞きしました。菩提の滝に降りる階段が洪水で潰れて遠回りしなければなりませんが、多くの訪問者があります。
まさに、滝行を心身を清め煩悩を取り払い、リフレッシュする効果があります。精神と身体を活性化する修行の一つです。これは、自然の持つエネルギーがマイナスイオン効果と大自然と一体になることで、自然のエネルギーを自身に取り入れることができ、リフレッシュできます。奈良時代、役行者が子供の頃から滝行を行って神通力を得たとされています。日本で行われている修行の一つです。
(次号につづく)