京すずめ学校と京すずめ大学校

つい最近、10年前に開催した「京すずめ学校」の件でお問合せがありました。当時、親子でご参加だった方から10年前のレジュメをご覧になりながらのお問合せでした。
正直、驚きました。10年前のレジュメを保存して頂いていたことや、京すずめ瓦版のこと等、良く覚えて頂いていたことです。2009年5月の講座は100名程のご参加があり、事前の準備や当日の段取りもいろいろと大変だったことを思い出しました。
それぞれの講座が今も鮮やかに蘇ってまいります。現地現場で開校する 「京すずめ学校」 を2017年に移行した 「京すずめ文化観光研究所」 では 「京すずめ大学校」 としてリニューアルして、本年5月より開校させて頂きました。
京すずめ大学校の 「京都愛物語Ⅲ」 のカリキュラムは「京都への恋文」の公募事業に合わせて開校しております。

第1回京すずめ大学校の様子

また、京すずめ学校時代の講座の様子もHPで拝見頂けます。2001年から開校して、すでに19年目となります。京野菜の畑にも出かけたり、五山送り火の日に講座を行ったり、祇園祭の鉾の曳き初めに参加させてもらったりと、京都の文化、風習、伝統の現場で体感できたことに、意味を感じております。

当初はフィールドワークと京すずめ学校を別々に開催しておりましたが、フィールドワークと京すずめ学校を統合し、現在の京すずめ大学校のようなカタチに致しました。フィールドワークと講座を統合したことで、島津製作所の記念館で館長の講座の折には講座会場に向かいのお寿司屋さんでランチを頂くことを条件に、営業時間前に講座会場としてお借りしたりと、準備のために工夫をしたことが沢山ございます。
田中耕一氏のノーベル賞受賞の時は、特に興味深いお話を賜りました。この写真はそのお寿司屋さんの庭園です。食、遊、学の三つが揃った京すずめ学校の様子です。

京都の奧深い文化を体感し、現地現場で学びます。皆様、ご参加ください。

寿司屋の庭  川端康成記念会の川端香男里理事長をお迎えしての講座

400年続く京野菜農家をお尋ねして江戸時代からの農機具を実演

京すずめ学校での祇園祭の曳き初め参加の様子

以上

Pocket