京すずめ文化観光研究所
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事長　　　土居好江

　令和６年（2024年）の新年、おめでとう存じます。

　年末には第五回おくどさんサミットを開催させて頂き、おくどさん修復工事の全容を工事を担当された宮奥淳司さんから写真と動画でご報告がございまして、感動致しました。伝統工法に学ぶことが沢山ありました。また、美味しご飯を頂戴して、また感動致しました。只たんに伝統工法の工事というより、そこに宿る価値観や日本人独特の哲学を感じる、とても深いお話でした。
　令和６年は「甲辰（きのえたつ）」年です。甲（きのえ）は、新たな門出という意味があります。新しい時代の扉を拓く、時代の立て直しをするパラダイムシフトの時代に入ったと実感する日々でございます。京都の文化や歴史から時代を拓くヒントをどんどん発信したいと思っております。
　本年も皆様にお役に立てるよう京すずめの活動を進めさせて頂きます。
　何卒、よろしくお願い申し上げます。

　　　　令和六年　元旦

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