新年のご挨拶
新年おめでとう存じます。
本年は京すずめにとって成人式を終え大人になった研究所らしく、「文化発心」の年となるような取り組みをして参りたいと思っております。
昨年はコロナ禍の大変な一年でございました。皆様、お元気で新年をお迎えのことと存じます。今年は良い年になりますようと誰もが願って新年をお迎えのことでしょう。
昨年は、「京都への恋文・京すずめ二十年のあゆみ」冊子の発行と第三回おくどさんサミットの開催を無事に終えることができました。今年は更なる展開を目指します。「京都への恋文広場」の開設、「京都灯火物語」から展開した「おくどさんサミット」も「京都水物語」の稲作等の植物育成の水、飲料水、食品加工に特化した水を加え、おくどさんを所有されている家屋を含めた暮らしの文化の発信に努めて参ります。
おくどさんサミットのご参加の方から、「ハードも大事ですが、ソフト、文化の継承が一番大事である」と感想をお寄せくださいました。時代が京すずめの目指している方向に進んでいると実感することが多々ございます。普遍的な羅針盤となるような暮らしの文化を発信して参ります。
また、「第四回京都への恋文」の公募も開始させて頂きます。今回は「京都への恋文広場」を開設し、京都からの発信力、求心力を高め、全国全世界から「京都への恋文」を公募し、京都の奥深い魅力を再発見できる機会として活性化に寄与できれば嬉しく存じます。
歴史と伝統に裏打ちされた本物を発信する活動にご賛同いただける方々と、その輪を広げて参りたいと存じます。その生き証人として、五感で京都の空気感を味わえる提案をさせていただきます。
時代を先取り京都の価値を世界の価値へと押し上げたいと考えております。成人式を終えた京すずめにとって記念の年となりますよう、一生懸命に取り組んで参りますので、何とぞ、よろしくお願い申し上げます。
皆様にとって、2021年も良い一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
合 掌
一般社団法人京すずめ文化観光研究所 理事長 土居好江
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