京の白味噌

京都は白味噌を料理に良く使います。現在では、とても珍しい無添加、無着色、減塩の味噌屋さんがあります。もともとお公家さん文化の京都には薄味が好まれたのです。山利の味噌は創業100余年で、当初は味噌会社ではありませんでしたが、料亭や仕出し屋さんの要望に応えて味噌をつくるようになり、無添加、無着色、減塩で評判となりました。今では茶道の御家元三千家(表千家、裏千家、武者小路家)をはじめ老舗有名料亭、ホテルや老舗京菓子店等でも山利の味噌が使われています。
現在は小売りもしていますが、創業当時は注文を受けて、仕出し屋さん、料亭等にお届けするようなカタチでした。今では宮川町の店舗で買うことができるようになりました。
この山利の味噌は無添加、無着色、減塩の4、6%以下で味噌を販売しています。多くの味噌店が着色し、添加物を使っているのに対して、無添加、無着色、減塩のために日持ちがしません。そのため、冷凍庫で保存されると良いでしょう。有名料亭での山利の味噌の使用で、料亭で食した人から買い求める人が続出し、評判を聞きつけて買い求める人も多くなりました。
以上

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