世界文化遺産地域連携会議創立10周年総会に参加して

ZOOMでの総会

 10年前の6月、東京のホテルで開催された「世界文化遺産地域連携会議」の発足式がありました。全国から関係者が集まって、意見交換したことを今も覚えております。あれから、10年が経ちました。月日の過ぎるのは早いものです。毎年、総会やサミット等が開催されましたが、今回はZOOMでのオンラインでの総会となりました。全国各地からパソコンやスマホで参加します。発言者のお顔がはっきりとわかり、これも良いカタチの会議形式だと思いました。

世界文化遺産のある市町村長、ご担当課等と民間で構成されているメンバーは、絶妙なメンバー構成と思われます。行政だけでなく、民間や大学、メディアも加わることによってアイディアも豊富で、地元文化の発信をしている団体等、それぞれ、学ぶことが多くあります。

「京すずめ」も暮らしの文化遺産を発掘発信する団体として、この会議に参画して、更に次の10年の課題に考察をいれることで、繋がる→協働→考察になるのではないかと感じています。

中国の諺に「十年 偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なり」とあります。次の10年を目指して、10年後の世界文化遺産地域連携会議をイメージして出発致しました。コロナ禍だからこそ、文化の意義をかみしめる日々です。
以上

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